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初宮参りの撮影にて

みんな誰かの子どもで、誰かと繋がっているわけです。

兄弟がいない場合もありますが、
誰かの兄であり、弟であり、
誰かの姉であり、妹であるわけです。

しかし、第一子として生まれた子どもの目線から言うと、

次に、いつ頃兄弟が生まれるかなど知る由も、
ましてコントロールできるわけもなく、

第一子が2~3歳にして、第二子が生まれる場合は特に
注目が一気に第二子に向いてしまうという、

わけわからんままに「お兄ちゃん」、「お姉ちゃん」としての人生が始まってします。

そして、上の子と下の子の年齢差というのは、ま、親の都合もあると思いますが、
2~3歳ということが割と多いわけで…うちもそうなんです。

下の子が生まれるまでは、
僕が私が、一番小さかったし、みんながいろいろと手を差し伸べてくれました。

しかし、お母さんのお腹が大きくなって、
赤ちゃんが生まれるとはうっすらわかってはいましたが、
その子が誕生するとなると、ママは入院。

やっと帰ってきたと思ったら、ほやほやの赤ちゃんにみんなの注目が行ってしまうのです。

なんて切ないことでしょう…

私もそのことをとても危惧していました。
二人目のお子さんを出産される方は皆思うことでしょう。

でも、上の子は(うちは女子だったから)
無条件に下の子を可愛いと言い、お世話をしようと張り切り、
入院中は一人でも寝られるとしたこともないのに根性で実行し、
なんなら周りに気遣いをみせるという、恐るべき2歳10ヶ月でした。

そんな姿を見ては、ホルモンバランスの崩れまくった母(私)は涙したものでした。

もっと、子どもらしく振舞ってくれてもいいようなものを、
次女をベビーバスに入れようとさえする長女でした。

2歳なのに..(それは無理やって)

だから、二人目のお子さんが生まれて上の子が赤ちゃん返りとか言いますが、
それは当然なんじゃないかって思うんですね。

今までできていたことができなくなっても、泣くことが増えても。

長女は当時、過去のことは全部、「昨日」と言いますし、
未来のことも、「今日」と「明日」がまだ混乱しているような
言葉の上ではそんな感じでした。(頭では理解していたのかもしれませんが)

彼女のお世話好きは2歳からの筋金入りで
どこまでも、今でも自分より他人を優先する性分です。

そういのって持って生まれたもんなんですね。

後天的にそうしようと思ったら無理が出るかもしれませんが、
彼女の場合は実に、先天的なものなんでしょうね。

母の私は(以前にも何回も書いていると思いますが)
「サービス業なら小5ですが、十分通用するな!」と思っています。

そんな長女でしたが、生まれた次女を初めてみた時、

「もうママのお腹の上に乗っていい?」と私に乗りかかりながら言ったのでした。

私は、次女がお腹に入ったとき、
すっごくお腹が痛くなって病院に運ばれたことがあったんですね。
長女が2歳2ヶ月の時です。

その日は長女がぐずぐず言って、朝の準備が遅くなっていたのですが、
突然お腹が痛くなって、気が遠くなっていったとき、
心配して近づいてきた長女に、
「救急車、呼んだ方がいいかな?」って絶え絶えに言いましたら

「うん、呼んだ方がいいと思う」と普通に言いました。

2歳2ヶ月なのに。どんな2歳やねん!

でも、私、痛みに強い人間なので、救急車は呼ばなかったんですけどね。

それ以前にも流産したことが一度あって、その時の痛みと言ったら、
私的には出産よりもずっと痛かったのでした。(希望がないから)

だから、次女がお腹に入ってからは、長女がお腹の上に飛び乗ったりしないように
「お腹に乗ってはいけないよ!」と何回も言いました。

そんな長女が「赤ちゃんはもうお腹にいなくなったんだから、乗ってもいいか?」って、最初に言ったのがそんなセリフだったことを、

7年以上経っても、鮮明に思い出します。

ま、私にはそんな経験があるんです。

皆さんそれぞれに、エピソードがあるんだろうな〜と思います。

兄弟ってのは、必然だと思うし、たとえ兄弟がいない環境だったとしても
保育園や幼稚園に行って、少しずつ、ままならない社会を勉強していくものだと思うのです。

だから、『下の子の誕生』ってのは、
初めての試練にして、かなり酷なものではあるだろうけど、

上の子には上の子なりの、
そして、下の子には下の子なりの、
得るべき部分は(いいことばかりではないにしても)あるんだろうと思うんですね。

兄弟って最小単位の社会っていうか、一番身近な喧嘩相手なのでね。

そんな私は第2子ですし、今、うちの姉妹をみていても、
「絶対下の子っていいよね〜」と思います。

そしてうちの次女は、次女であることの利点しか見ようとしない、
ある意味見上げた思考の持ち主なので。

しかし最近、次女小1の時に初めての従兄弟が誕生しまして、
そのことで皆がそちらに向くことを尋常でないスネっぷりでスネにスネまくっております。同じ部屋に入ることすら全力で拒否するのです。

そして、母(私)はそんなスネ具合も「なかなかに筋が通っていて面白いわ〜」
と思ってしまう質なのでつくづく次女はお得です。

一方、長女はどこまでも、何時間でも「お馬さん」をしてあげるような状態で
両極端な絵面になっています。

やっぱり性格って後天的に形成される部分もあるにはあるけど、
先天的な要素もかなり大きいんだな〜と思います。

赤ちゃん返りをするってことは、分かりやすい、素直な子なんでしょう。
(大人になってそれされたら、手に負えませんけど)

いづれにしても、子どもはその子なりに、いろいろ複雑なんだろうな〜と思います。
長女も次女が生まれてすぐの頃、いろいろ張り切っていた割に、
顔にニキビみたいな赤いデキモノができていたんですよ。

2歳なのに、ストレスか?

だから私は今、そんな兄弟・姉妹を撮影させていただく機会をいただけたら、
なるべく、下の子よりも上の子に先に声をかけます。

そして、服装なんかも褒めてみたり、「かっこいいね〜!」と下の子には目もくれずに言います。

ただの他人の、通りすがりのような私のそんな行動なんて、
微々たることなのは百も承知ですが、
それでも、わかりやすいワッショイをします。

それが、私の「テーマ」なのではないかと思うからです。

写真は初宮参りのご依頼をいただいた F様。

遠方からいらしたご両親様には、「きっと次男くんの誕生のお祝いなのに…」と私の撮影を見て思われたシーンもあったかもしれませんが…

長男くんも撮影させてください。

これからが楽しみですねー。
次男くんはカメラ目線で笑顔が、もうすでに。

ありがとうございました。

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