2017-12-21

夢と希望と現実

もう、今年もわずかに10日ですから、
やらなければいけないことも山のようにありまして

「私が撮ったレシピ本が出版されました!」とか、その営業とか、

コトリノスグランプリの募集とか、前回の講評会からの反省や今後の展開とか。

東京での小林美香さんのレビューを経ての私の写真感とかとか。

あと少しある写真の発送業務とか実務。

チラシのレイアウトとデザインの仕事とか、

経理処理とか、来年に向けての数字とお金の管理。
そして、今後の計画。

夢と希望と現実と。

年賀状と、掃除と、個人懇談と、あれもこれもあれもこれもで「師走」なわけです。

こんな書くと、「ひとりで大変ですね~」と言われますが。

最近つくづく、自分が好きなことを仕事にしているってことは
止めどなく幸せなことだよな~と思うのです。

そして、自分が好きなことをしているってだけで
「応援してあげようか?」と言ってくださる方がいるということ。

嬉しいことです。

でも、その応援にも甘えすぎてはいけないわけで。
何事に通じてもそうですが、バランスって大事よね。

そんな中でのブログ更新、どこから書きましょうかね…
夢のあるとこがいいですけどね。

「ママの撮る写真がかわいいを超える時」「かわいいの向こう側」について書きますね。

まー、バランスが大事ってことで言うと、

世の中、うまくいくときは上手くいくし、
その時がくれば自ずとそうなるわけで、心配したけど取越し苦労だった~

な~んてことはよくあることです。

トラブルと思ったことが、

振り返ってみれば必要なステップだったとか、
そのトラブルがきっかけで成長できたとか、

よく聞きます。私も最近まーまーそう思います。

子どもの成長においても、

「あれができない、これができない」と悩むこと、い~ぱいありますね。

けど、それは子どもの問題で私の問題ではない。

または、これは私の問題で子どものせいではない。

と切り離すことは大事だな~と思うわけです。

特に子どもは「人」だから。

「人」として接するということが、私は最初から子育てのテーマにしようと思っていました。

母であると特に、私から出てきたんだから私の「一部」「分身」と思ってしまうこともあるんだけど、

しかし、その子の持ってうまれた個性ってもんが、
自分と違うってことをヒシヒシと感じ、

「そうだよね~、この人はこの人だよね~。」

と思い知らされてきました。

『パーソナルな領域』ってのを、私は子どもの写真の中でとっても言いたいんだと思います。

そのことは、この前行った東京で、写真研究家の小林美香さんにも写真を見て言っていただきましたし、1月に行った西海岸のキュレーターさんにも同じことを言われたのです。

いつも写真というのは、記録や実録であり、その客観性ってのは無視できないってか
それこそが写真であって、すべてではないが、そこはやっぱり外せないわけです。

ここんとこずっと「かわいいの向こう側」について考えてきたんですが、

世に出版されている「うちの子の写真集」なーんてもののを見ていると、
これだいたい男性・父親でして、

女性は母性が、あるいは『母』という強烈な存在の規制概念が、
これを持ちにくくしているのではないだろうか?ってな話もしました。

貴方はどうですか?

だからって言って、そこで男性的にこれを母親が撮っても仕方がないわけで、

その、母であり、当事者でありながらも、より多くの人に共感される写真を模索して

あちこちに写真持って行っている節もあり、勉強して、また仕事を通して、それをそれをずっと追っています。

それが私はたまたま写真であって、
カメラという手綱が必要なわけで、
これを手放さずに行きたいと頑固に思うのです。

というと、ママのための写真教室にお越しの方は、
「だったら何撮っていいのさ~???」とますます悩むかもしれないけど、

そりゃそんな簡単に答えはでませんて!

だから、撮って、一回飾ってみて、人のも見て、自分の振り返って、

家事もして、あれもしてこれもして、いろんなお世話をして、過ぎ行く毎日に

人生を振り返ればきっと、ほんのわずかな子どものとの時間をどうやったら「豊か」にできるか?

そして今ある豊かさを振り返る、そんな行為を繰り返し繰り返し、

模索して模倣もして(敬意持ってね)感じて感じて、そして産んでください。

ここで、写真教室にご参加の方にアナウンス。

「レッスンが終わったら写真を撮らなくなった、熱が冷めたー」というお声から

年末写真グランプリを公開して行うことにしました。

最初はこれ、レッスン内でのみやっていました。

毎回していたけど、1位になることが目標になって泣いたNさんを見て、これは回数を減らそうと思ったり。いろんな形を経て現在に至っていますし、現在進行形です。

「私なんて…」「私の写真なんて…」とおっしゃらずに是非、写真を出して、人の写真を見て、自分の写真も客観的に見て、ぜひ貴方の写真生活を豊かにしてください。

そこに意味があると思って、呼びかけていますよ。貴方に。

 

ご応募はこちらをご覧ください。Click here!

写真は、コトリノスレッスンにて、お子さんの写真を撮る母の図。

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