高原キャンプーその2
キャンプ二日目はスイカに始まり、トウモロコシ入りご飯のおにぎりを食べてから、ちょっと車で走って渓谷へ行きました。
そこはたしかに涼しく、とってもきれいなところでしたが、人が多くていつもの川遊びとはちょっと違う。岩がごつごつで危なっかしい。写真も数枚撮りましたが、子どもが足を滑らすんじゃないかと思ってヒヤヒヤしました。また人が少ないときに行ってみたいです。
地元の人にも崇められているという滝らしく、それはそれは素晴らしいところではありました、が、茶屋は素麺流しで人が溢れて、ザ・お盆休み と言ったところでした。もちろん、にぎわっているのはいいことなんですが、私はちょっと苦手。
子どもたちも暫く足をつけたり、涼を味わいましたが、とりあえず移動しようということで車へ。
途中で気になっていた小学校付近で車を停めました。
だって校庭内にこんな神社があるからです。田舎の小学校というのは塀はおろか、門もなくて、しかも神社もあるし…
この木が、圧巻。
すごいな~と思って子どもにも降りてもらいました。
この写真の建物の向うに神殿があって、あ~確かにココには神様が居ると思います。
真夏の昼間の校庭、日陰もない暑さの中にあって、そこだけシーンと空気が澄んでいるようでした。
他にも車窓から、このご神木すごいな~と思わされる神社が何件かあったのですが、それってこの土地の力、この土地の人の力だと思うんですよね。
私は仕事で神社へ撮影ということは、婚礼でも七五三でも多いですし、大きな神社などでは、なにかしらのクリーンな空気をというのを感じるのですが、蒜山にはそういう場所がここかしこに当たり前にあるんだなー。
山の中や田んぼに繋がる道なんかに鳥居があって、神様がすぐ近くにいる、代々みんながそれを拠り所に大切にしているんだなとすぐにわかるし、それが普通の自然なことなんだろうな~と思えました。そんなパワーを木が吸い上げて、また木からパワーを発しているかのようでした。
私には田舎というものがなくて、田舎の風景は見慣れた風景ではなく、新鮮な風景です。
ここでは経済とか、景気とか、あんまり関係ないというか。
いったい毎日を慌ただしく、誰のために私たちは消費し続けているんだろうか?って考えてしまいます。
暑さの中、暫く誰もいない校庭で遊んでいた子どもたち。
そこへなぜか今年流行りの虚無僧スタイルで登場。(我が家調べ)
その後、ちょっと離れた温泉でゆっくりしてから、夜ご飯はジャージー牛乳で蒜山カレー。
蒜山花火大会をキャンプ場からちょろっと見ながら、この日もやはり早寝してしまいました。
ここのキャンプ場はゴミを灰以外は持ち帰りです。
またフリーサイトなので、炊事場から離れたところにテントを立てたこともあって、水も汲んだものを使います。
ゴミと水。減らそうと思えばもっと減らせるし、意識の問題だと。
エコとかナントカとか、そういうカタカナの特別なことではなく、必然としてただ丁寧に使う。残さず食べる。
当然のことだとあらためて感じました。
なんか普段は垂れ流し過ぎているなーと思います。
特にゴミは、持って帰らなければいけないとなると、できるだけ無駄のないように、また省スペースで収納できるようにと考えます。
あれやこれやと日常を振り返る1日でした。
翌日へ続く。
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