2014 うちの春キャンプ – 3
3日目、夜明けの空は美しく、刻一刻と変わっていく空の色と表情をたくさん撮りました。
これも、ちょっとここでは公開を避けますが…5/3からの展示に使うかもなので。
三日月が消えて、朝日が出る。そんな瞬間、眼下の海のちょうどいいところに釣り船が通るという、待ってましたの光景でした。
その後、キャンプ場で遊ぶグッズを用意してくれていた夫は子どもたちと遊び、巨大シャボン玉や巨大風船を出して来ました。
特にこの風船は直径 90cm で、ほぼ次女サイズ。しかし風船なので、割れます。
そのスリルから、41歳を目前の夫も気持ちだけは前のめりな図。
そしてこの後風船は割れたのでした。
撮影したデータの記録を見るに、風船で遊んだその時間はわずか5分。たっ短命すぎる。
次女が追い掛けて割ってしまったので、びっくりしてちょっと泣いていましたが、さっさと気持ちを切り替えてシャボン玉に戻ります。
しかし長女は、もっと遊びたかった、仕方がないと分かっていても気持ちがついてこなくて、泣き続けます。
この辺はいつものことですが、長女はとても感情が強い人なので、自分でも整理できなくて困っていることがあります。分かっていても衝動が止められないこともあるし、自分の気持ちを伝えるということも大切だと言っているので、しっかり伝えてきます。
ま、風船はたったの5分だったから気持ちはわかるけどね~。割れたもんは仕方ないから、切り替えて遊ぶ方がいいけど。なかなかそう簡単にいかないのも彼女の個性。
こんなして、イチゴの時間だよ!と言えば気分も変わるのもいつまでのことかな~と思いつつ。
自分の気持ちには正直に居てもらいたいと思います。だから母も付き合えるようになりたいです。
その後はこの島の探検に車で出かけ、こんな棚田があったり。
ありこちに牛が居るのですが、子どもたちはこれまで行った木次も、蒜山でも、牧場と言えば牛乳が飲めると思っているので「牛乳があるか聞いてみようよ!」と言うのですが、ここは牛乳は飲めないのです。
子牛は多いんだけど。
長女が「なんで?」というので、説明しました。
この牛たちは私たちが食べるためにいるんだと。牛も魚も生きているものを食べているんだと。
この話は今までもしているけれど、こうして目の前に牛がいるとやっぱり違う。
ちょっと車を降りて散策しているとかなり近いところに牛がいて、一応柵があるにはあるが、とても頼りない感じの柵でした。
動物が好きな長女はすぐ撫でたがるのですが、やっぱりこの牛もいつか食べられるとわかっているんじゃないか?人間なんて嫌いなんじゃないかと、思うと攻撃的にも見えたりして、「近づいたらダメだ」と言えば牛もなんだか追い掛けてくる。怖くなって、とにかく車に乗り込め!と家族全員詰め込みましたが、やっぱり牛は私たちに好奇心で近づいてきてくれただけで、最後は優しい顔をしていました。
そう、気になっていたんですが、初日の夕方、テントを立てていると、パン!パン!と渇いた音がする。もしかしてこれは?と思っていたんだけど、確認はできてないけど、そうなんじゃないかな~。
夜はダッチオーブンでパンとローストビーフを作りまして、のけぞるくらい美味しく有り難くいただいたのでした。
私はその後も夜の海の撮影やら、三脚もって色々撮影して楽しかったです。
その写真も今回の写真展示で公開予定です。
これは夜になりたてのころ。空がきれいな青に写ります。
完全に夜になった頃、影絵状態のテントの写真も撮りました。
翌日、4日目は撤収、昼前には激しく雨が降るということで、早めに作業を終えてしまわなければ…と就寝しましたが、気になって4時くらいから目覚めてしまって、5時ころからごそごそテント内を片付け始め、ご飯はすぐに食べられるものをと用意していたので、キッチン関連も片付けてしまって、予定より早く終了。雨もなんとか保ちました。
帰りは11時15分の船で大島にお別れをして、佐世保バーガーを食べてから、夜は下関付近で温泉に入り、回転寿司でもふぐがあって、夜通し交代で運転して、帰宅したのは早朝5時過ぎでした。
このとき、自宅出産でタイミングが合えば撮影に行きますと言っていたミリンさんからちょうど陣痛が始まった連絡があったのですが、気づかないままに到着の安堵感からうっかり寝てしまって。
予定は4月と聞いていましたが、キャンプ前からどうやら早くなりそうだということで、キャンプ中もずっと気にしていたのに…キャンプ場は電波状態も悪かったのですが、1日数回は確認していたのに!!!
うっかり寝てしまったその時、赤ちゃんは自宅で誕生されました。
夕方、生まれたてのお子さんを撮影に行きました。
夫と同じ誕生日です。いつか一緒にお誕生日キャンプをしましょう!
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