2023-03-06

場の統合

最近は京都で開催されていた、エリオット・アーウィット展を観に行きました。

その中に彼の言葉も作品の間に飾ってあって

スナップ写真について、「全ては一瞬であり、場の統合である」と言っていたそうで

「意図や予期ではない」とも言ってるんですね。

この言葉は、その時々で沁みてくるような言葉だな〜と思います。

実はこのエリオットアーウィットさんにはお会いしたことがあって、撮影している姿も

1日追っかけてみることもできたのですが、その時はまだまだ若くて大したことは聞けなかったけど。

今もご健在だと思いますが。日本にお越しになれる年齢ではないし、私が行っても会ってくれるような

そんな親しい間柄では全くないのですが…

でも私には、一生に残る出来事で何度も反芻できる思い出と言葉なんです。

そんな人はそんなに沢山いないだろうから、

20年以上経ってもその時のことがずっと生きていて、すごいことだと思います。

その後大阪の中之島にある国立国際美術館で「ピカソとその時代」も観てきたのですが。

作品というのは残るから、ピカソの人生や人間関係や性格はどうかは知らんけど。

作品に込めた思いみたいなものは残るんだな〜と思って。

沢山を並べてみると、あ〜こんな地味な色でこんな地味なものも描いていたのか〜とか、
エッチングや鉛筆、水彩でも描いていたのか〜って。

「模索」も見えたような気もしつつ、戦争もあったし時代時代で意識も変わっていくだろうから

後からこんなに並べられて、しかも時代順に。

それを後世の人間が鑑賞しているとピカソが考えてたかは知らないけど。

ずっと生きているってことなのかな〜と思いました。

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