ひらりひらりと。

色んなことがありまして、ブログを更新できずにいました。
人生はほんとに色んなことがあるなーと思います。

 

御嶽山が噴火して多くの犠牲者がでました。

 

私はiPhoneを落としてその画面はまるで私の心のごとく、ヒビだらけになりました。

 

その後、台風も来ました。

 

台風は去っても、川の水はしばらく濁っています。
このコーヒー牛乳のような川がまた透き通った色へと変化するには、時間が経過するのを待つ以外にないのかもしれません。

 

それは努力してもしなくても、一緒なのかもしれない。

 

「ゆく川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しく留まりたるためしなし。」

と、長明さんも言ってましたよね。

 

この掻き乱された泥を、どんなに早く沈着させようとしても、人の力はなどは到底及ばず、
そして、それはまたいつでも舞い上がり、乱れるように、そもそもできているのかもしれない。

 

それでも「今日よりも明日、幸せになるために」私は生きていくのだろうと思います。

ヒビだらけのiPhoneの画面も随分見慣れて、ガラスの破片で手を切ることもなくなりました。

 

 

壁に映る桜の影が、もの悲しく見えるときもあれば、美しく見えるときもあって、表裏一体。
そんな心があればこその「私」なのだろうと思います。

 

 

写真は最近、なぜか扇子を手離さない長女。

どこの令嬢かというヒラヒラの服を着て舞ってるつもり。

今夜、月を見るとパジャマで外に出たときも手には扇子。

ヒラヒラ、ひらりひらり。

それでいい。
それでいいよ。

 

 

 

個人的には色んな想いが巡る中ではありますが、10月が始まり、七五三撮影も始まりました。

輝ける家族の一瞬を愛おしく感じながら、撮影をしています。

きっともっと私にしか撮り得ない写真になることを信じて…