桜の季節
春の行事。
今年の春は、行事が目白押し。
次女の卒園と入学。
これはセットだから、これからも卒業と入学がやってきますね。
うちはこの先、しばらくは3年毎に更新されることになります。
今回は卒園も私服、入学も私服でしたので、
制服があるとそういう意味では便利かもしれません。
ランドセルも何色にするか?から始まって、
あーでもない、こーでもないと
女子ならではの、コーディネートを考えるのもまた楽しいもんです。
桜も今年はたくさんみました。
旅行先でもたくさん見たし、
帰ってから4月2日に桜の下での撮影依頼が重なって
あちこち綺麗なところを朝早くから撮影に行ったりしました。
そのあと、雨が降ったので、雨の桜も撮りに行きました。
傘と長靴と一緒に撮影したかったのです。
しかしま〜なんですな〜。
ソメイヨシノってのは、パッと咲いてパッと散る。
パッと散った後の今は、一瞬なんだか情けない姿です。
「いやん!脱がされたちゃった…(カツラが)」みたいな。
なんだか、芸能人みたいで、チヤホヤ具合とあの人は今、的な。
そういうところが、感情移入しやすいのか?
『開花宣言』や『桜前線』、なんてことで大きく取り上げられたりするんでしょうね。
その一方で、八重桜も一生懸命咲いているのに、
造幣局の桜以外は、ほとんど取り上げられないというのが、
私からしたら、不思議な感じ。
八重桜って一般人というか…
ちょっと出遅れただけで、チヤホヤ具合が違うのが納得いかないわ〜。
と毎年思う、4月も半ばの今日この頃です。
先日、ビートたけしが、「ソメイヨシノはクローンみたいで嫌。」っていうことを言っていましたが
そう言われれば、そうだな〜とも思います。
あっちもこっちも同じ顔で、個性がないようにも。
しかし、桜は葉が出てきた頃には逞しいな〜とも思いますし、
また、花を咲かせるぞって淡々と1年を過ごす姿。
秋の葉の色の移り変わりも、また愛おしさを感じるところです。
植物って喋らず、寡黙に頑張っていますね。
ま、喋ったらうるさくて仕方ないですけどね。
街路樹のように道路脇に植えられた桜の根が、
アスファルトを割って、盛り上がっている歩道を見ると
すごいな〜と思うと同時に、人間の傲慢さを見せつけられているような気持ちになります。
喋らずとも、人間とは違う感覚で意志を持って生きているんだろうな〜と思うのです。
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