2018-03-09

因果

撮影ってのは、信頼関係だな~と思うのです。

人を撮る時は、その人と撮り手の関係性が写る。

写る人もプロで、撮る人もプロ、ってなると、言い方は悪いですが
「人」を撮っているという感覚が薄れるときもあります。

そのアンドロイド的な感覚がどうしても好きではなく、
でも、仕事だったらするんです、
なんか辛くなる…とかは吹っ飛ばしてやるんです。

 

どこかに私らしさを出したいな~と思うかもしれないけど、
「そんなんは要らないんです!」って時も今までもあったし、
これからもあればやりますよ。

撮影はプロを撮る方が簡単ですよ。

だって撮られることのプロだからわかってくれているし、整えてくれているし、言わずもがな、ですよ。

でもハンプニングが起きにくいってことは容易に想像つくと思います。またドライにもなりがちで。

それは、誰でもいいけど…って「替えがきくかどうか?」ってことなのかもしれない。

誰でもいいけど、安いからアナタ!と言われるよりも、
他の誰でもない、アナタに!   と言われたいもの。

撮られるモデルさんの方も、時にはこれ私興味あるんです!って商品のコマーシャルの時もあるだろうし、素材としてのアナタが大変魅力的で、アート作品にしたいんです!って言われたらさ。うわー、嬉しい!磨く~ってなると思います。

全然、興味がない撮影だって、あなたにって言ってもらったらそれは嬉しいだろうし、仕事だから、嫌いなものでもおいしそうにしなきゃいけない時もあるだろうし、ま、因果な…ってこともあるんでしょうね~。

世の中はそんな不運な巡り合わせっていうかね、そんな殺生な…てこともたくさんあって、そんなにハッピーなことばっかりではないんだね~と。

勉強になったって出来事がちょっと続けてありました。
本音と建前っていうかね。
色々、武装しないといけないってのは大変だな~と思います。

私にとっては、経験は必ず生きてくると思うし。
知れただけでもよかったと思います。

ママと子どもの関係の写真だと、そんなのはあんまり深く考えないね。
子どもとはものすごい確率で今親子として巡り会えたわけだしね。
(世の中には、その関係がこんがらがっている場合もあるでしょうけど)

私は、それだけでハッピーだと思うわけです。

そういうお母さんが撮った子どもの写真の写真展を開催することになりました。

詳しくはこちらをご覧くださいませ。

 

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