大阪ステーションビルにて
7/6 日曜日、大阪ステーションビルの11F風の広場で開催されたイベント「セカイのヘソ」に参加しました。
ちょうと2ヶ月前にそのイベントのポスター用の撮影をしまして、
実行委員のみなさんが朝から河川敷でジャンプしている写真です。
そこから時間のないわずか2ヶ月の間にも、チラシの準備はもちろん、会場とのやりとり、出展者交渉、ステージ出演者など、たくさんの準備にあって、天候の心配をしながら、よくぞ実現させたな〜と思います。
こんな短い時間で大丈夫なのかな〜と思ったこともあったけど、
たくさんの来場者がほんとにすてきな時間を過ごすことができるイベントだと実感でき、
いろいろ妥協もあったのかもしれないけど、ここまで完成させた主催者の平尾さんと涼子さんからはとても勇気がもらえたのでした。
私は写真に関わることしかできず、微力で申し訳なかったですが、当日のポラロイドフィルムを使ったアートを担当しました。
当日来場者を撮ることで参加型のイベントにしたいという趣旨により、今回は来場者の笑顔の写真を撮るという命題がありました。
ただ撮って貼るだけでなく、何かできることはないか、6月はじめに大阪芸大を訪れて、ご協力いただける学生さんを募り、
ポラロイドカメラ到着後にも再度、話合いをしてきました。
そんな中に出してくれたアイディアと時間がない中にあって、できること、当日完成させるということ、を考え、
万が一の場合の保険なども考慮して、事前に撮影できるものなどを作り、さらに人数を集めてもらって手分けして撮影もしました。
「人の輪を作り、それを大阪環状線にみたてて、大阪城と通天閣をモザイクアートにする」という構想でしたが、
なかなか難しかったです。
こんな風に何枚もの写真を折り重ねてつくりました。
もっともっと練って、カメラにできることを考えて、シュミレーションをしていれば、結果は変わっていたのかもしれないと思う部分もあります。たくさん。
でも、今回よかったことは、やはりその場に来た人を撮影して完成していくということ。
また見に戻ってきてくれること。
出展者も来場者も主催者もみんなが輪になったこと。
子どもたちも参加してくれたこと。その場の空気も撮影できたこと。
1枚1枚の写真がつながって、すべてを埋め尽くしたときには、何か言い尽くせない「写真の力」を感じられたこと。
そして何より、大学生の皆さんが生き生きと楽しそうに参加してくれたこと。
そのことが、親子連れなどファミリーだけの時間になりがちなイベントの午前から昼の時間に新鮮な空気と力を注いだことです。
後から聞くに、「あの学生さんたちは爽やかだった」と評判がよかったそうですぜ。
昨日参加してくれた6名のみなさんと準備の撮影に参加してくれた合計7名の学生のみなさん。
また機会があればもっと準備期間を持って参加したいと言ってくれたK田くん。
どんどんテンションもあがって明らかに性格が一皮むけた感じのあるK沢くん。
写真は個人の作業が多いからこんな風にみんなで制作することは新鮮だといってくれたM本くん。
なぜか裏声キャラのMッキー。
私より20歳も年下の1回生のみなさん。ありがとうございました。
写真の右下に、みんなのサインとカメラをもっている横顔をシルエットで撮影して入れました。
ここが結構気に入っています。
私、ほんとはもう前日になってこんなことほんとにできるのかな〜と思って寝られなかった。
金曜土曜と家でプリントアウト作業をずっとしてたら、なんかもう逃げだしたくさえなってきたけど。
それに写真新世紀っていうコンテストもだめだったし、先週一週間は凹みまくってて…
でも、写真を重ねて絵を作るということがとても楽しく、もし次があれば、こうしたい、あーしたいと頭が回転し始め、
たくさん友人が観に来てくれて、差し入れもって来てくれた人もいて、なんだかとても元気がでました。
今度はきっと、もっとすごいのを作ろうね!
そして、終わったら打ち上げできる店も予約しておこう!
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