2013-04-15

最近のお仕事 広告撮影編

色々と撮影のご依頼をいただきますが
コマーシャル用の撮影は年に数回です。
今回は知育玩具メーカーの edute 様 から
カタログとHPなどで使う商品撮影と
モデルさんでのイメージ撮影のご依頼でした。
オモチャは主に布製のものでこんな感じの
シリーズです。





今回の撮影でお伝えするべき大切な点は、
肌触りのよさ。クオリティーの高さ。
そして、プレゼントしたくなるような高級感。
さらにそのオモチャを活かしたモデル撮影。





という内容でした。
今こちらの楽天のページでもちょっとずつご覧いただけます。
こちら→
私が担当したのは、この布のオモチャシリーズのみです。
出産のお祝いなどに、私も贈りたくなりました。





こんな箱に入ってくるそうです。
20代のスタジオに居た頃は毎日のように何かしら
商品を撮影していました。
それはお料理であることが多かったですが
特に2件目のスタジオでは料理以外でも
カタログなどの撮影も多く、時には仏具店の
また靴下、医薬品、などもよく撮影していました。
私はメインのカメラマンの先生の助手をしたり
そのうち「これ撮っておいて!」
と任されたりするようになりました。
商品のイメージ撮影では、先生が来るまえに
先に撮ってみて、「これでどうでしょうか?」
と見せることもありました。
「これでいいよ!」と言ってもらえたときは
そのまま全国に配られる冊子になったりするので
とても嬉しかったです。
とにかく、一人で黙々と撮影しているのが好きでした。
またちょっと大きな撮影のときは
クライアントさん、デザイン事務所の方、代理店の方
とたくさんの人が来て、撮影を固唾をのんで見守っている、
そんな風景もありました。
とにかく仕上がりを良くするために
そのためだけに頑張っている
そういう現場の雰囲気がとても好きでした。
で今回の撮影も、スタジオがないので
ロケで撮影をすることになるのですが、
とにかく時間に限りがある中、如何に段取りよく
最高のパフォーマンスをするか、が問われます。
撮影までの準備段階として
頭の中でぐるぐるシュミレーションをする必要があります。
同じような商品をデパートで見てはカタログをもらい、
小道具を探したり、背景色を考えたりして。
ここにどれだけ時間を費やせるか?
そして準備がどこまでできるかが
仕事の7割と言っても過言ではないです。
撮影当日は、たくさんの人間がよりいい写真を残すことに
集中して動く動く。私もとにかく動くのみ。
全部終わったときの爽快感。
あらためて写真が使われているのを見る喜び。
ほんとはもっと場の雰囲気まで気遣えるようにならないと
いけないなーとも思うのです。
撮影現場ではカメラマンは現場の指揮者でもあるんですよね。
まだまだです。私。
そんなでも、終わったらクッタクタです。
今は頻繁にはできないけど、
たまに味わえるとやっぱり、これは楽しいな~と思います。
いろんな商品を撮影をさせてもらえること。
たくさんの世界を覗けること。
これがカメラマンという仕事の醍醐味だと思うのです。
かわいいモデルちゃんたち。





こちらは楽天ページから。










くまちゃんの手が長いのはベビーカーなどに
結びつけるためなんですよ。





この度はありがとうございました。

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