OKをもっと出して行こう。
先日、午前に個人レッスンを大阪市内へ伺いました。
個人レッスンで思ったことは、みなさん頑張り屋さんだなーということ。
どこかに正解があって、
それに向かって頑張らないと!って一生懸命なんだな~と。
でも、正解とかゴールってあるんでしょうか?
あるとしたら、それは自分のOKでしかないと思うんです。
誰かに褒められてOKではなくて、自分が好きと思ったらOK
それ以上はない。
だから、子どもをかわいい!と思う気持ちを込めてまずは撮ってください。
「可愛い!」
「それはどこが?」っと、まず頭の中でほぐしていきます。
すると「この手の仕草が!かわいい!」と思ったとします。
だったら手を主役に、手をフューチャーした写真を撮ればいい。
「笑顔が可愛い」と思ったら笑みがこぼれるシチュエーションを、まず作らないとだし、
長いスパンで成長を写したいと思ったら「定点撮影」もいい。
結局、自分との対話ですね。
ちょっと気持ち悪いかもしれませんが、声は出さなくていいと思いますよ。
まずは何を主役にするのか?
何が撮りたいのか?を整理してから撮影したらいいと思います。
「な~んか、私が撮る写真ってちがうのよね~」という人も
結局は「何が違うの?」「どういうのをいいと思っているの?」って
それも自分の中で答えを探すしかありません。
こういう写真が撮りたい!って思ってから撮ると話が早い。
でも、頑張り屋さんの人は、なかなか自分に「OK、これいいね!」
って思えないのかもしれないな~と思ったのでした。
「私、撮れる気がしない!」とか言うとやっぱり撮れないから。
あと、子どもにも(撮られる側にも)不安って伝わってしまいますしね。
そして焦らないこと。これは重要。
こんなのが撮りたいって思って、
でも状況で予想外のが撮れた!とか、
ここで風吹け!と思ったらちょうどいい風が吹いた、とか
思ってたんと違うけど、結果オーライとか。
そういう偶然が面白いのも写真です。
子育てもそうだったと思うんですが、
道路を子どもが走っていて、端から見ていると
「あ、そろそろこけるんちゃう?」と思ったらコケますよね。
一人目育児は
「大丈夫かな~寝ないんじゃない?抱っこ、降ろしたら起きるよね~、泣くよね~」
と思っていたら大概そうなる。
保育園でとびひが流行っていると言われれば
ヘルパンギーナが流行っていると言われれば、
「感染るかな~感染るよね~どうなるのかな~こわいな~」とかいって、
やっぱりな~と感染る。
二人目育児はちょっと慣れてきて、
「今、寝れるときに寝たらいいし、起きてたらそれでもいい。」
たとえ抱っこから降ろした衝撃で起きたとしても
「あ、気づいた?敏感ね~。まだ寝ていいよ!」とか言って眉間を撫でたらまた寝たりする。
「この子結構丈夫だわ~免疫力高いわ~」と思ったら感染しなかったり
感染しても、「うん、大丈夫、すぐ治るわ」と経験上思えたらすぐ治ったりする。
あれですよ、不安は不安を産み、恐れは事態を悪化させますね〜。
大変大変!って勝手に騒いでいるだけかもしれませんね〜。
余談ですが、最近、4人目、3人目育児の方が同じことを言っていました。
「産めば産むほどに悪くなる」と。
3番目、4番目というのはどんどん悪くなっていくらしいです。
確かに悪い、でも、可愛いんだろうな~とわかります。
もちろん、1番目も可愛いいですよ。
個性があるので、一概には言えないことですが、
うちも長女ちゃんはとっても気を使ってくれるし、しっかりしていてお世話好き。
そしておねだりは下手。
次女は頼り甲斐もないけど(期待もしてない)おねだりは上手い。
みんなが笑っているから大丈夫とか空気みるの上手い。
あ~なんの話だっけ?
そうそう、写真もあんまりビクビク撮らなくても、堂々と撮ればいいですよ。
「今日もうちの子らしいのが撮れたな~」って。
まずはそこから。
「今日もいいのが撮れるに決まっている。だってママの私が撮るんだから!」
これですよ。
「うちの子を見るのはママの私より上手い人がいるわけがない!」
これですよ。
あとは機械を動かす手の速さの問題だから、練習するのみ。
育児においても、たくさん正解を教えてくれる人はいます。
けど、それもその人の経験や知識だから、もらえるもんはもらって
入りきらないとか、当てはまらないとか、なんか合わないと思ったら
「う~ん、ちょっと…ふふふ。」って言いながらフェードアウトしていいんですよ。
なんだってそうだ、まずは自分だな~と。
『写真はどれだけ意思を握っているかだ!』って言われてきたし、
それが学生時代、もっとも印象に残る言葉の一つなんだけど。
実は育児も人生もそうなんだね。
40歳になりまして、腑に落ちてきたのかも。私。
写真は先日行ったキャンプでアスレッチックに挑戦する次女。
七五三の撮影など、秋の出張撮影予約が6/1よりスタートしました。
こちら、トップページに日程掲載しています。
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