2016-11-04
出るしかない。
人が生まれてくる瞬間に立ち会うことができました。
私も2人の子どもを産む瞬間があったのですが、
自分ではなく、他者が出産するシーンではなかったので、初めての経験でした。
生まれてくるということはとてもシンプルであって、
お互いにもう、『出るしかない、と 出すしかない。 以上。』の世界でした。
誰かに何かを伝えようとか、
少しでも多くの人に伝わればいいとか、
周囲の人間への配慮とか、
そんなもんは、ないのでした。
あるのは、出たい、出したい。
その2人の中にあるのは、それだけ。
伝えあうとすれば、それはお互いでしかないな~ということです。
社会生活をしていると、
他人との関わりの中で、
仕事の関係の中で、
結果を求められる中で、
いろんな配慮をしていかないといけない!と思ってしまいますが、
何かを創り出す時、
作り手は、誰か1人に対して、ひたすら真摯に伝えればいいんだ。
その訴求力があれば、それを知った周囲が勝手に評価するだけ。
損得とか、そんなんじゃないのね~。
やっぱり…それで居たい。
それでしかないな~。
こういうのって「自分、不器用ですから…」
みたいなことなのかな~?
理屈は、こねくり回さないの。
こねくり回している間にやりゃいいわけで、
コネコネして勝手に複雑にして
それでなんかやった気になっていたら、そりゃダメだろうな…
「本質」ってなんだろうね~。
簡単に使ってしまう言葉だけど。
出産シーンを見て、「本質」がチラッと見えた気がしたのでした。
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