2013-09-13

商品撮影 〜 Kids moon 〜

Kids moon さんは 入園通園グッズをネット販売してるお店です。

こちらのオーナー様に先日初めてお会いしまして、その後商品撮影のご依頼をいただきました。

オーナー様はいつもはご自身で商品を撮影されるそうですが、
一度ご近所のカメラマンに撮影を依頼したところ、仕上がりが全然違うことに驚いたそうです。

その後、自分で撮影についてもとても熱心に研究をされたようですが、丁寧に心をこめて作った作品が上手く撮影できず、
なんだか作品が可哀想に思えてきたとのこと。

実際はきれいに撮影されていると思うんですが、明るさの設定が上手くいかないみたいですね。
やはりネットショップにおいては写真が大切ですから、繊維物は色、素材の感じ、イメージを正しく伝える必要がありますもんね。

それは商品と壁の色、反射率によって、カメラ任せでは上手くできない場合があるからです。
カメラは白いものと黒いもの弱いんですね。

で、私と知り合ったことをきっかけに、『一度撮影してもらえませんか?』とおっしゃっていただきました。

で今回撮影した商品です。

0088

D3S_6534

 

背景のセットもできましたので、我が家で撮影しました。

手提げかばんにシューズ入れ、体操着入れとお弁当袋、コップ袋。
我が家も1年生の入学で揃えたものばかりです。

ものすごーく丁寧に縫製されていて、ピチッとバシッとできているので、なんだかこちらも背筋が伸びました。

こういった撮影はすごく好きです。
どうやったらよりよく見えるか?
商品のよさや質感をだせるか?
柄は色は?とひたすら一人であれこれするのが楽しいです。。

以前、スタジオに居た頃は、料理撮影が多かったですが、繊維物などの撮影もあったので、ずっとコチョコチョと一人でやっていたんですよ。

靴下をひたすら、何百足も写したり。着物の撮影もありました。
海苔の撮影とかほんとに時間がかかってね~。のっぺりしてるから。

特に今回は作者さんの商品に対する熱い想いが詰まっていましたので、
喋りこそしないものの、何処が一番きれいか可愛くまとめられるかを、問いながら撮影しました。

やっぱりね、作り手の熱意があるものはなんでも面白いですよ。

料理写真の場合は作った人がそばにいることが多いので、作者の意気込みを直に感じるじゃないですか。
特に一発勝負のところもありますから、緊張感がすごいんですよね。

料理に限らず、商品撮影って作った人の気持ちを乗せて最終どんなふうにみせるか?写真にするか?ってなんだか楽しいんですよね。
どんなセットにしようかとか、組み合わせを考えるのも楽しい。

キッズムーンさま、ありがとうございました。

また是非撮影させてください。

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