ママの人生。
今日は、西宮方面で春の撮影に関する打ち合わせがあったので、その前に近くに住む高校からの友人と昼食を食べてたくさん話をしました。
変わらないところと、変わったところ、ずっと知っている彼女だけに、ただ懐かしいという以上にたくさんの想いが溢れてきて、あっと言う間の時間でした。たくさん気づくこともありました。
忙しさに感けて同級生と集うことがすごく少なくなってしまったけど、やっぱりちゃんと繋がっていたい友達がいます。
専業主婦という選択をした彼女と、自営業を選択した私。
選択したというよりも、選択せざるを得なかったというのが正解かもしれません。
いつも成績がとてつもなく優秀で雲の上のような成績を納めてきた彼女と、地をはうような点数だった私。
そんな彼女は、高校のときから「夢はお母さんになりたい」と言っていました。
私からすれば、そんなに勉強して、そんなに成績がいいのにぃ、もったいない…と思っていましたし、今もまだまだそう思います。
彼女はなんだってできるし、ものすごい潜在能力があると。はやく税理士になってもらいたい。
でも、周囲に求められるポジションを着実にこなす、それもまた選択で人生だと思うし。彼女らしいのかもしれない。
彼女はバリバリ働いていた20代の頃を思うと「牙を抜かれた」と言うけれど、
だれもそんなことは思っていないし、脳ある鷹はなんとやらで、私たちはまだまだこれからだと思う。
しかし、バランスってほんとに大切で、私たちはひたすら自分の心地よい空気・空間を探し、求め続けるのかもしれません。
私も仕事と家庭、バランスを模索し続けています。いつもいつも。
そんな友人は今、私がやっているPhotomamaで一番最初に書いている文章。
「ママにしか見せない表情がある。それを残しておきたい。」と言った人です。
お互い母になって、子育てと家事。
思うところはたくさんですが、子どもは確実に成長していきます。だから、残しておきたいよね!
先日、4歳になったばかりの次女が、私が仕事に行く朝に、
私:「ママは今日、写真撮りに行く仕事だから、楽しみだな~。今日はいい写真がいっぱい撮れるようにがんばるね!」と言うと
しみじみとした口調で、
次女:「よかったね~。ママは写真撮るのが好きだから、よかったね~!」
と心から言ってくれました。
次女がそんなこと言ってくれると思っていなかったので、びっくりしましたが、
そのとき、私の選択はこれで良かったのかもしれないと思いました。
なんというか、小さい次女が、私が仕事することを喜んでくれているんだな、と思うと力が湧きます。
そんな日に撮影したのが、ドリマム3期生のオーディションです。
ママが、夢を求めて自分の得意分野で大舞台で勝負できる、(株)ディーラリエがプロデュースするプロの主婦クリエイターユニットです。
私はこちらのディーラリエさんから撮影のお仕事をいただくことが多く、HPの写真や小冊子の撮影もさせてもらっています。
このときもオーディションを受ける皆さんと審査する皆さんの記録を承りました。
これがドリマムを率いるI社長のオーディションの様子、真剣な目。
これが、同じくディーラリエのTさん。女子力の高い「あと1分」係り。
こちらも審査席のNさん、質問の際の真剣な表情。
審査に加わる1期生。私の財布を作ってくれた人、ENFANCE さん。
こちらは人気のママユニット1期生の ToRoaさん。羊毛カメラバッチを作ってくれた方。
これが、今回Photomamaでの商品、カメラバックの作者、MaRnoさん。1期生。
みなさん、すっごく素敵で手先が器用で美しい人たちです。
そんなみなさんのできるだけ、真剣で、キラキラしている姿を撮ろうと思って、ずっとカメラを覗いていました。
ほとんどの方が家庭のあるママ。審査を受ける人もこれまたママばかり。
1期生のご挨拶で「正直続けていくのに厳しいときもあったけど…自分たちのペースで頑張ろうと思います」って言ってました。
私もまた行きつ戻りつ、色々思うのだろうけど、ひとまずは子どもと密度の濃い時間を過ごすことを意識して、自分にOKを出しつつやっていこうと思います。
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