見た目の判断
先日、「赤じゃが」ってものをいただきまして、外見はサツマイモのようなお色なんです。
でもいただいた時に、それが何かを聞いておらず、「お芋がたくさんできました」ということで、色んな種類の野菜とサツマイモも一緒に入っていたんです。
で、その赤ジャガは袋に入っていたんですが、随分小さいサツマイモなんだな〜と思って。
子どもたちが「天ぷらで食べたい!」というから、「そうかそうか、じゃそうしよう!」ということで、天ぷらにして食べたら、びっくり、味がジャガイモ。
サツマイモだと信じてた。だからサツマイモの味がすると思っていた。
食べてもなお、「ん?甘くないサツマイモだな…」
暫くして、「これジャガイモの味やん!サツマイモと違うやん!」って。
で、その時思ったんです。
味って見た目で既に判断して食べている。
視覚が味の何パーセントを占めているんだろう?
少なくとも、0ではない。
人間は初対面の印象で、見た目が55% 3~6秒で決まる。
という話もありますが、
なんかこうだ!と思ったこと、この場合はサツマイモだ!と思ったことが、違ったということを理解するのに、結構時間がかかった自分に驚きました。
子どもたちもサツマイモの天ぷら食べるつもりでいたので、どうしたもんか…とフライドポテト風に切り直して変更してみました。
ま、オチはないんですが、「なんでも決めつけたらあかんな〜」という話です。
だいたい赤ジャガの写真も撮ってなくて、申し訳ない…
私は料理の撮影をする機会もあるんですが、やっぱり見た目でみんな味をかなり判断しているんじゃないかって。
だから、責任重大だ、とも言えます。
ところで、美味しそうな雰囲気を「シズル感」って言ったりしますね。
「シズル感」ってなんですか?って最初に就職したスタジオでアシスタントの先輩に一番に聞いたと思います。
よだれが出そうな感じってことみたいです。
これ、人物の撮影でも必要かなと思います。
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