不思議な話。
昨日は京都の丸太町で美容室をOpenされたということで、HP用の撮影に行きました。
実はその美容室。同じ年の女性がお一人で経営されているのですが、高校の同級生です。
たまたま、美容院を開業するにあたり、紹介された内装業者さんが、これまた高校のクラスメートで(すごい偶然!)、その人を通じてFacebookで私を見つけてくれて、今回の撮影とあいなりました。
ほぼ、20年ぶりです。
こんな風に今、オトナになってつながるとは驚き。
和室が奥にある落ち着いた雰囲気のお店で、お子様づれも歓迎とのこと。
いい空間ですよ!京都にお住まいの方は是非オススメ!
ヘアーサロン はある http://hairsalonhaar.com
このHPに追加する写真を撮ったのでした!
撮影の前日に伺いまして、どんな写真が必要かという打ち合わせをしたんですが、なんというか、どんな写真が好みかとか、ちょっとすぐわかっちゃうんですよね。好みってそんなに変わらないのかな〜。
お店の雰囲気と彼女を思うと、こうでしょ?こんなこんなでしょ?って感じで。
カットモデルさんも撮影しました。
この方ホントに素敵、いい雰囲気。
ちょっとこういう、ブルーの強い感じの写真がいい!とのことでしたので、モデルとの雰囲気もばっちり。
服も、もう白でさっぱりした方がいいね!ってことで撮影しました。
それで撮影終わってから、色々お話しました。
20年。基本人ってそんなに変わらんもんですね。
あの、グレーの制服を着て、上靴代わりの便所スリッパを履いていないだけで、なんの違和感もなく、そのまんまでした。
まさか彼女が美容師になると思っていなかった。だって教育大に行ったから。
そんな私も最初は普通の大学に行ったから。
けど、ちょっと寄り道してお互い、進むべき道に進んで再会したのでした。
人生って面白い。
私って結構、唇が荒れやすい体質なんですけど、高校の時、彼女が私に言ったんです。
「リップとか塗って唇を甘やかしているから、皮膚がいつまでたっても強くならん!
だからどんなに荒れてもそのまま風にさらすんや!」って。
今でも唇が荒れるたびに、その言葉を思い出すんです。
思い出しながらリップを塗るんです。
そんなストイックでスポ根丸出しの彼女が、今、美容の仕事をしているなんて。
しかも私にそんなこと言ったとは、まったくもって本人、忘れていました。
それで、今の仕事の話や最近の話を色々していて、
「私っておっとりしてるとか、そんなに喋ると思わなかった…ってよく他人から言われるんだけど、そう?高校のときからそうだった?」って聞いてみたら。
「あ、そうやね…なんでも教科書通りには行きません!って空気があった。
高校生の時から、ある程度、他人とは距離をとって、来るなら来てもいいし…って感じがあった。
いい間合いがあった。
他の人とは空気が違うというか、アウトローな感じだった。
だから最初おとなしく見られるのは、まぁそうだと思うよ。」
と、アッサリ言われました。
そ、そうだったのか…
さすがに毎日接客業務をこなして、たくさんの人の髪の毛を切っている人間の言葉は、ズシリとしたものがありました。
なんか、高校のクラスはもう全然、面白くなかったですよ。
クラスメートは50人近くいて、40人くらいが女子でした。
3年間同じクラスだったけど、みんな勉強がものすごくできる人だらけで、休み時間になったら、スチャっと参考書をだして、次の授業の予習をするような人たちばっかりでした。
変な空気で居心地悪かったな。
もう、びっくりするくらい頭がいい人がいっぱいいっぱい。
今思えば、みんな『良い子症候群』。
その中にあって、よく寝ていた私。ぼーっと山ばっかり見ていた私。
景色がいい高台に在ったんで、遠望視ばっかりしてました。
今になって、ほんとはみんな秘めていたものとかあっただろうし、どんなオトナになっているんだろう。
でも、ご縁があれば、生きていたら、またこうやって繋がったりできるもんだな~。
ほんと不思議。不思議な話。
■商品撮影・HP用の撮影■
ご指定の場所へ伺います。まずは必要な雰囲気、素材、イメージをうかがって、一緒に考えます。料金は、時間・内容により異なります。お気軽にお問い合わせください。HP、メニューバー右に『お問い合わせ』があります。
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■写真展のお知らせ■
ママだから撮れる表情がある…Photo ♥︎ mama 写真展
【場所】 高槻 hammock kitchen にて
【期間】 2015年3月1日から3月28日まで
ママのための写真教室 Photo ♥︎ mama 参加者20名による
子どもたちを見つめるほんわか写真展です。
きっと、その感性に驚かれると思います。
是非お運びください。
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