2013-02-27

お誕生日の記念に。

2月後半の日曜日。
1歳のお誕生日の記念に、出張撮影をご依頼いただきました。
お誕生日の記念はほんとにいいと思います。
自分で撮っておいてなんですが
お母さんは特に忙しいので、私がお母さんに代わって
お母さんが欲しいカットを撮影させていただこうと思うのです。
今回はご自宅での撮影。
とってもステキな新しいお家でした。
主役はAちゃん。1歳。





もうこの足がなんとも可愛くて。
プニョプニョしたいです。
でも、伺って最初は、
お子さんに落ち着いていただくためにもお母さんやお父さんと
お話するようにしています。
いきなり話かけられるとAちゃんも怖いと思うので
まずはお母さんと仲良しのおばさんが来たよアピールを
なにげにするのです。
このとき、Aちゃんのことはあまり見ません。敢えてです。
どんなお写真がご入用か?お家の採光状況、撮影場所など
相談させていただきます。
そして、レフ版やカメラの準備をしてから
最初はいつも通り遊んでいるところをたっぷり撮影します。
ちょっとずつ「このおばちゃんは無害だよ」
っていうアピールも開始します。
最初は『カチャ!』というシャッター音に敏感なAちゃん。
まだまだ、緊張しているなーと思います。
すてきなプレゼントをカメラの前であけてくれました。





このピアノとっても本格的な音がして、
電池が不要なのも羨ましいです。
その後はママが手作りのケーキが出てきました。
これは力作!!





イチゴはちょっとすっぱかったみたい。





この辺になるとAちゃんも、私をお友達だと認識してくれたみたい。
言葉はないものの「あ、これ酸っぱいね〜」と
私に話をしてくれているような感じです。





初めてのケーキは、とってもおいしかったみたいで
ここからまさに、
『Aちゃん、女子のスイーツ道の幕開け』そんな一瞬でした。
Aちゃんはパパとの信頼関係が厚いこと。
パパが大好きなことが仕草からよくわかりました。
パパの目線も優しい。
だから、パパとの「こころの距離」を撮影したいなーと
私の中でテーマが一つできたんです。





うちの子はこの頃、全くパパを受け付けなかったんですよね〜。
ママとの信頼関係はもちろんたっぷりあると思います。
でもパパとも厚いんだな〜と思ったので。
写真ってまず感じることだと思います。
いきなりお邪魔した私が、この家族を限られた時間で
何処まで感じられるか?
まず感じること、そしてそれを写真にするのが
私の仕事だと思うのです。
Aちゃんはもちろん、ご夫婦にもこのお家全体に
柔らかい光に包まれているように思えました。





1年間、色々なことがあっただろうけど
なによりママの笑顔が自然で明るく
愛おしい光りを放っているように思えたのです。
K様、掲載へのご協力ありがとうございます。
大切な写真ですので無断での転記、転載をお断りします。

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