自然にはそもそも抗えない。
今朝は青空が広がり、いつよりも青く感じられます。
洗濯も盛大に干せました。
ありがとうと思えますね。
朝、ワイドショー的な番組では、ヘリコプターから撮影された映像で
ベランダや屋根に出てタオルかなんかを一生懸命に振っている人たちの姿が流れていました。
当然、停電していて、これ以上水が増えたら埋もれてしまうって必死なんだと思うんです。
けど、このヘリコプターがこの人たちをひっぱりあげることはないんですよね。
これは「ハゲワシと少女」というピーターカーターという写真家のことをいつも思い出します。
報道写真ではいつも問われることですね。ピューリツアー賞。
報道のヘリコプターは1台だけではないと思うんですよね。
何台も来て、撮って去っていくんだとすれば…と考えてしまいます。
一方で、 SNSなどでは、
「こんな状況です、ニュースでは報道されていません、救助を待っています。」
という切実な書き込みが何百件もシェアされているのを見ることもあります。
報道と救助は同じ窓口ではないだろうと思うわけです。
そして、SNSはオンタイムではないので、その後のこともわからない。
こんなに自然災害が多発するのだから、いつだって誰だって被災者になりうるわけだから、
もっともっと私たちはあり方を考えなければいけませんね。
地震、大雨と続くと、本当に恐怖から引き起こされる、いろんな環境、状況があると思うんですが、
備えと、体力、平常心を保てる精神力、判断力が大切だな〜と。
タイの少年たちが洞窟にいるニュースをみていても思うわけです。
さて、今日は写真教室でした。
京都、伏見文教大学サテライトキャンパス内、サロンドママさんでの開催です。
2回目のレッスンでしたので、外で実際に撮ってみるレッスンで、近くの公園に行きました。
いろんなことを試していただくのですが、
構図や背景の処理の仕方、レンズの特性など、実際に撮っていただくのが早いというところをまとめてお話しています。
今回、みなさん、遠くから小さいお子さんを連れてお越しの方ばかりですし、ちょっと暑かったですが、私も精一杯お話しました。
たくさん質問をメモしてきてくださったり、目標があったり、本に付箋がたっぷりあったりと熱心な方ばかりです。
子どもの撮影は特に、思いどおりには動かない前提です。
だから、ポイントは抗わないこと。
人間も自然の一部だし、子どもは特に、本能で動いているし、無理に笑っていただかなくていいんです、自然で。
と私は思っています。
こっちが自然のそのままを写真にすればいいんです。
雲海が撮りたいから、雲海発生しろ!っていっても条件が揃わない限りは発生しないのと一緒です。
相手は自然ですから。
自然だから、自然なんです。
できることは、こっちが雲海が発生しそうなところに移動することでしょ。
でも相手が自然でも人だったら、こっちが笑えば、相手が笑う可能性は高くなりますよ。
コミュニケーションってもんがありますもんね。
だから、いづれにしてもこっちが合わせる速度をあげること。
撮るためのスキルと狙いの優先順位を明確にすること。
撮り手のあり方って写真に反影されてしまうんですよね。
それってどういうことでしょうか?っていうそんなレッスンをしています。
【お知らせ】
写真教室に参加される方を絶賛募集しています。7月12日から始まります!
ご興味ある方はぜひお越しくださいませ。
詳しくはこちらをご覧くださいませ。
募集は南茨木の『りんごぐみ教室』
こちらの教室はもう9年目になります。
たくさんの方にご参加いただいている保育士さんが運営する会場でのレッスンです。
もちろん、お子さんと一緒にお越しいただけます。お子さんは保育士さんと遊びながら、同室で参加できますよ。
【内容】お手持ちのカメラでご参加ください。
携帯カメラのみでの参加はできませんが今後購入検討されている場合はご相談ください。
【日程】2018 7/12・9/13・10/11.
毎月第二木曜日(8月は除く) 午前10時半から12時
【料金】 11,000円(税込/全3回分)
【会場】 南茨木りんごぐみ
※阪急南茨木より徒歩10分強・モノレール沢良木駅より徒歩4分程
【申込】写真教室専用窓口
詳しくはこちらをご覧くださいませ。
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