2016-09-21

キモノでポージング講座

9月19日に開催しました、キモノでポージング講座

和服をせっかく来た際には、写真も撮ろうということが多いと思います。

しかし、コケシのように写ってしまう…というお悩みを頂戴しました。

そこで、このたびはは和装を撮影する際にカメラマンからみたポイント、
こうするとお悩み改善できますよ~ということを発表する機会を作りました。

また、キモノのぺこら舎さんとお会いして、これからキモノと撮影をセットで展開していけたらいいよね~という話になり、

この組み合わせを広く知っていただくために、このキモ入りの講座を開催することになりました。

場所は、四天王寺のカドカワショールームさんにお世話になりました。
カドカワさんは、襖紙や和紙を手がていらっしゃる会社で、ロックなあつーいソウルフルなご主人が和のイベントなどにも多数関わっていらっしゃいます。

よく言われる言葉ですが、これって「ご縁」ですよね~。
不思議ですね。

ぺこら舎の篠原さんも、カドカワさんも同じ機会を通じて知り合うことができ、
今後もきっといろんな面白いことを始められるんだろうな~という予感です。

さて、初めての講座、初めての試み、初めての開催場所。

などということもあり、お越しいただきやすいお値段、
ご案内を心がけましたところ、あっという間にお席も埋まり、

10名の枠だったんですが、それ以上にお申し込みいただき、うっすらプレッシャーを感じながらの毎日でした。

キモノのポージングっていうのは、いろいろ、写真館なりの決まりもあるのですが。

私はキモノの雑誌なども見ます。

そのときはもちろん、ポージングをみているわけです。

文章も読みますけど、モデルのポージング、手の向き、襟の感じ、顔の角度など…

こちらは参加者の I様が送ってくださった写真。

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マネキン・モデルとして頑張って立っていてくれた長女。
(その後いつものレフ板持ちに)と袖口・袂を説明する私。

 

で今回、講座でもいつもの私の持論をみなさまに説明したのです。

それは「とっても面白い!そんなところを考えてみたことがなかった!」などなど
皆さま口々に言っていただけたのです。

が、私にとってはあまりにも日常過ぎて…

ポージングを見る以上に、キモノ雑誌を見る価値が私にはないからです。

その過程で、着物の知識や用語などを「ふーん」と見ている程度です。

だから、一般的にその雑誌を買う人とは、どうやら目的が違ったらしい…と初めて気づいたのでした。

ポージングって奥が深いのです。

できるモデル、一流モデルには、できてしまうことがあるんですね〜。
先端に現れる意識が色気となって表出するということなんでしょうね〜。

見られている、その意識の問題なのかもしれません。

さらにお着物は、洋装と違って動きが制限されますしね。
基本の立ち方がもはや違うわけです。

先日歌舞伎の女形の人の話もとても参考になりました。
歩き方の話だったんですがね。
菊之助だったかな???

何か一点、見るべきポイントがあると、生きていても色んなことが自分の中で解釈できて、毎日がおもしろくなりますね!

今回は着物で撮影される時のポイントについて、
カメラマンは何をみているのか?

そして実際に練習して写っていただくという企画でしたっ!

私もうまくお伝えできるかな〜という思いがありましたが、一旦解放。
また反省を踏まえて、次に必ずつなげます。

次回、春のお着物撮影シーズンを前に、(2月から3月初旬に)ぺこら舎さんの訪問着とともにまた開催できたらな〜と考えています。
感想をいただきました。

『休日は着物で出かけよう 着付け講師への夢追い日記  のぶさま こちら

 

とにかく、皆さん「楽しかった!」「全然ちがう!」とか「聞いてよかった」などなど聞こえてきたので、嬉しかったです。

この講座はもっともっとブラッシュアップしていきます!!

最後に記念写真。(を珍しく撮りました)

9-19
カドカワ様ありがとうございました。

ご参加の皆様、着物をより楽しんでくださいませ。

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