2014 うちの春キャンプ −1
イベントの詳細を綴っていくところではありますが、春のキャンプ記録を忘れないうちに残しておきます。
※これはうちの勝手な記録です。
ほんとは今年は春にラオスに行こうと思っていました。そのつもりで夫も休みをとってくれていました。
ラオスには友人がいて、カフェをやっているので、ずっと行きたいと思ったままもう10年くらい。
年が明けたら子どもたちのパスポートも取りに行かねば!と思っていたのですが、タイ経由で行くつもりが、その頃タイの情勢が不安定ということで、ベトナム経由もあるらしいのですが、子連れでベトナム経由はなかなかハードという情報を聞いて、ずっと悩んで来たのですが、やっぱり始めての子連れ海外でラオスって難しいのかな~と思って。泣く泣く諦めました。
そんなわけで、「じゃ、休みもとったし何処に行く?」となりまして、何となく私は花がいっぱいあるとこがいいかな~と思って、そのときなぜかハウステンボスを思い浮かび、「長崎行きたいな~」と言いましたところ、「長崎 キャンプ場」で検索したんでしょうね~。夫が。的山大島(あづちおおしま)というところに崖の上にあるキャンプ場があると、また誰かのブログから見つけてきました。
大賀キャンプ場というところなんですが、いつも行き先は夫が誰かのブログから見つけてきます。
ただ、夫は地図が読めないタイプの男でして、高速道路が頭の中で繋がっておらず、今回も「出発だ!」と言ってすぐ近畿道に乗ろうとしていました。
実は昨年も同じ頃に大分県の九重高原へキャンプに行きました。 そして今年の春も九州に行くことになりました。
前回片道10時間はかかりましたが、帰りはフェリーで帰って来ました。
今回も予想はついていましたが、往復とも車なので、どうかな~と思っていましたが、長距離トラックの運転手ってすごい!と思いましたし、流通ってやつは…と思い知らされました。
子どもは寝る時間に車で移動する計画で、初日25日の夜に出発するつもりが、私の仕事が終わらなくて、頑張って頑張ってそれでも中途半端な形になりつつ、やっと家をでたのが深夜の1時頃でした。
どんなに遠くても、とりあえずナビに聞いてみたところ、平戸の港に着くのが、11時16分という予測。これ、ノンストップで。「は~なるほどな~」ということで、静かに出発しました。
最初は夫が運転して、私が仮眠するスケジュールでしたが、私は助手席で寝るのが苦手。
これは私にアシスタント時代があって常に助手として存在していなかければならないんだと未だに縛られているからです。それに、夫が運転中寝るんじゃないかと気が気でない。ま、これも今に始まったことではないですが。
そんな理由でふわっと寝てはハッと目が覚める、ハッとしてグーな中、夫に「眠たくない?変わろか?」を呪文のように繰り返しながら、午前4時~6時を私が担当。雨雲が東へ向かう中、西へ西へと走り続けました。
岡山で火災事故があり一旦高速を降りて、暫く下道で移動した後、また高速で広島長いな~、山口広ーい、と言いつつ。皆が寝静まる車で、私はサザンを熱唱し、夜の雨の高速でトラックの間をゆっくり走り続け、夫に変わって福岡辺りの雨がとても強かったです。
8時頃に子どもたちも起きて、小雨になってきた中、トイレ休憩などもしつつ、立ち寄った佐賀県金立SAで。
パン屋さんに釘付けのふたり。
あ、吉野ヶ里遺跡ってこんなところにあったんだっけな~と思いつつ、もう一息。
まずは佐世保で降りて、ホームセンターなどへ行き、足りないものを買い足して、佐世保も始めてだったので、西海国立公園辺りを散策。この時点で雨は上がって、雲も切れ切れに「もう晴れて来るなー」と思いつつ撮影していると、子どもたちはもう靴がビチョビチョ。
平戸からの船は15時発。それまでに3泊分の食料も買う予定。それは地元特産の魚も野菜もお米も売っている新鮮館なるものがあると情報を夫が仕入れてくれていたので、うちから持って行ったのは、パンを焼くための強力粉と天然酵母。調味料類、これくらいでした。
後はパパが大好きな牛肉。そこももちろん抜かりなく、平戸牛を扱うお肉屋さんを2件ピックアップ済み。今回は初めて、ダッチオーブンを導入したとあって、ローストビーフ用の美しいお肉を600g買いました。多いかなーと思ったけど、残ったら次の日カレーにしようと思って。
夫は場所の下調べをしてくれて、私にはメニューを考えてくれ!ということなので、私は3日分、今回はお昼を食べに行くところもないから、きっちり計画し献立表を作るように言われて、提出していました。
ダッチオーブンで、今回パンも焼けるかなーと思って用意してきたのですが、お肉屋さんから戻ると夫がパン屋を見つけたらしく、食パンを買っていて、「明日の朝用に買っておいたぞ!」とちょっと時間のない中にも俺って気が利くだろ!っという態度になっていたので、「あれ?パン焼く計画は???」と思い笑ってしまいましたが、まぁ助かりました。
後は氷をクーラーボックス用に買おうと思っても何処にも売っていないので、最後に漁協に立ち寄ったら、ものすごい大きな鯛が売っていて一目惚れ、多分黒鯛チヌってやつ。とにかく値段も何も考えずに買ってしまいました。そこで、ペットボトルの氷をオマケにたくさんもらってとにかく一晩くらいは持つだろうということで、時間ギリギリに船に乗ったのでした。
すっかり雨も上がったので、テントも張り易くなったということで、島の港から、7kmほど離れたところにあるというキャンプ場へ。
思った通り、キャンプ場は広くて誰もいない、今回もうちだけの貸し切り!
フェリー代金は往復5600円と安く、キャンプ場は無料。
炊事場はあるけど、飲用不可とあって、役所に問い合わせたら、沸かせば飲めるとのこと。
とにかく今日はこれでしのいで、明日お水を買いに行かなきゃ!お店とかあるのかな?と思いつつ。
トイレも整備されていてきれいだけど、水洗ではない。
次女はまだ和式が苦手なので、オスメイトのトイレもありました。ま、まずこれで問題はないなと。
ゴミ箱はありません。無料のキャンプ場なので当然、持ち帰ります。
設営では、昨年秋はキャンプに行けていないこともあり「あれ?これどうするんだったかなー?」と久しぶりのテントの前室となる Lana と寝室のテント Pistaa5 との連結に時間がかかりましたが完璧な仕上がりとなりました。
今回も気が向いた時だけ手伝ってくれる次女。
その夜はちょっと寒かったので、室内でお刺身定食となりました。
あまり魚を食べない夫が「魚くさくない。魚が…」と何回も言ってパクパク食べましたが、それ以上に魚好きの次女の食いつきっぷりと言おうか、飲むように食べると言う方が言い得ている様子でした。
魚が美味しい、野菜が安くて豊富。
お米も合鴨農法らしく、ジャガイモも無農薬と書かれていました。
…が「手作り味噌」と書かれていて特に表示を見ずに買った合わせ味噌の材料の項目には、しっかり「漂白剤 次亜硫酸ナトリウム」と書かれており、「う~む」となったまま結局封を切らずに帰ってきました。嗚呼、ちょっとした気の緩みに付入る食品添加物!
次の日は、晴れてこんな光景に。
今回のキャンプはキャンプ場を楽しむキャンプ。
あんまり遠くには行かない、そのために遠くまで来たし、ゆったり過ごすキャンプなのです。
記録は続く。
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