2016-05-27

おりがみ部

物理的にキラキラが好きな人っているな〜。

でも私はキラキラが好きではないな〜。

ヒラヒラとかキラキラとかついてない、そのままが好き。
たまにはキラっとしてるのもいいと思いますけど。
ま〜程度の問題ですわな〜。センスがいいかどうか?が全てなわけで。

今、長女が4年になって部活の時間というのが始まり「おりがみ部」というもの入ったという。
それも本人は運動系がよかったのに渋々そちらに行かされたようで。

そこで、おりがみ部が始まったその日に、担当の先生が

「おりがみ部に入って、正直、おりがみなんてつまらんな〜と思っている人はどのくらいいますか?」
と聞いたそうです。

そしたら、その部の6年女子がほぼ全員手を挙げたそうで、それをみた長女が「びっくりした」と言っていました。

長女(4年)もおりがみは「えぇ〜!地味ぃ」って思ったものの、そんなに露骨に正直に手を挙げていいものかとためらっていたんでしょうね。

でもその先生は、海外旅行中に宿泊先で「折り鶴」を折ってとても喜ばれたことをお話されたそうで、
日本文化としてのおりがみをせっかくの機会に学ぼう!と(いう意味だろうと私は長女の言葉から推察した)おっしゃったそうです。

で、私はおりがみとかはそんなに好きではないけど、その先生の話しはいいな〜と思った。

でもだからって「折り鶴」ってのも代わり映えしないしな〜。

「おりがみの本があれば持ってきてくださいって言われたけど、あやとりの本しかないねん!」という長女に

ピンタレストなんかを見ると、とってもすてきなのがある。
本は止めて、これで好きなの印刷して持って行ったらいいんじゃない?

と一緒に選んで、印刷したら、早速折り始める長女。

「いやいや。もう寝る時間だからそれは明日学校でしたらいいやん!」と言いつつ、

「あれ、結構難しい?どういうことや?こうか?これでいいんじゃない?」

「ここの角をもっとしっかり出さな、あと困るやろ!」と長女に小言を言いつつ、とハマっていく私。

改良の余地は多いにあれど、とりあえず作ってみた。

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そして、「これをもっとミニマムで作ったら!紙質を和紙に変えてみよう!マニュキュアで固めてみよう!」と提案し続ける。

「おお!英字新聞でしている人がいるぞ!」とか、「なるほど、ハサミを入れちゃうわけね!」とかとか検索し続ける。

ヒラヒラとかしていないけど、しっかり折りだけで表現しているものに魅かれる。
しかも、配色の見事さよ!と感心しきり。

そこに、「キラキラのをボンドでつけようよ!」とかってすぐ言う長女。

「頭にのっけたらかっぱになれる!」と言う次女。

どっちでもいいんだけど、
素材の良さを生かすのがかっこいいと私は思っているんだな〜とあらためて思った。

おりがみは十分アートだな〜。そして無限。

長女は学校で友達とたくさん折って楽しんでいるみたいです。キラキラのおりがみで。

本人は「たくさん注文が入った!」と言っています。

不本意に行かされることになった「おりがみ部」だけど、楽しい。

可能性は限りなくある。という話し。

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